[ 002号 ] プロフォトグラファーのデジタルカメラ

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皆さんは、プロ用デジタルカメラと聞いてどんなカメラをイメージするでしょうか? 大きい、重い、画素数が多い、高価だ、・・・とまあ、一般的なコンパクトデジタルカメラと比べるといろいろ違いはあります。

その中で「キレイな写真が撮影できるかどうか」つまり画質にかかわるのは、1番に「画素数」次が「 撮像素子(センサー)サイズ」3番目に「画像の内部処理」です。もちろんこれ以外にも画質に影響するポイントはありますが、大きくはこの3つでしょう。

ところで、1番にあげた「画素数」は、コンパクトデジタルカメラでも1400万画素を超えるモデルが出てきました。私が一番よく使っている一眼レフが 1210万画素です。画質が画素数の多さで決まるのならば1400万画素の方がキレイなはずですが、そんなことはありません。「第一回ナルフォト教室」で も触れられていましたが、「撮像素子(センサー)サイズ」も画質を決める大きな要因なのです。

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画素数が多いのにサイズが小さいと光を受ける画素の大 きさが極端に小さくなります。以前は、業務用のデジタルカメラの1画素のを小さくするのは、9μmが限界だと言われていました。現在の一眼レフでは、 6μm程度が主流になっています。それでもコンパクトの1.4μmと比較すれば直径で約5倍、面積で25倍です。これだけ差があれば画質が大きく変わって くるのも当然です。

画素数は、実際に使用するサイズがあれば充分です。ある程度余裕があった方が安心ですが、大きくても4倍まででしょう。それ以上は、データ量が多くて扱いにくくなるだけでです。大型のデジタルバックでは6000万画素オーバーの機種もありますが、8bit Tiffで170MBを超えます。画素数と 撮像素子(センサー)サイズ にもバランスが大切なんです。

実際にプロがカメラを選択する際には、「感度とノイズ」「使用できるレンズ」「フォーカス性能」「ボタンやメニューの操作感」など多角的に検討していま す。でもプロ用としては、「トラブルが無い!」「メーカーの対応を含めたメンテナンス性!」が一番重要だったりするのです。予算の都合で、EOS 1DMarkVI やNikon D3を1台しか持てないのだったら、ワンランク下のEOS 5DMarkIIやNikon D700を2台にするフォトグラファーが多いはずです。

2010年6月

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